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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【007 スカイフォール】観てきた。

 ※ネタバレ御免

 やや迷走していたダニエル・クレイグ版ボンドであったが、三度目の正直で傑作誕生でございました。MGM倒産とか五十周年直前の紆余曲折のすえ完成である。アデルの主題歌が流れるオープニングもカッチョ良すぎて涙が出た!★★★★★持ってけ!!!


 昔むかし銀河の片隅でピアーズ・ブロズナン版007が始まった頃、われわれファンはティモシー・ダルトンの時代から変わらない、つまりロジャー・ムーアと、英国のユルユル監督ガイ・ハミルトン=ジョン・グレンが作りだした大味ボンドのつづきを見せられるものと覚悟していた。ところが箱を開けてみれば当時のハリウッドアクション並に洗練された演出、なんだか垢抜けたオープニングなど、嬉しい驚きに満ちていたのであった。
 しかも当時は【ダイ・ハード】に見られるような等身大ヒーローの全盛期。とくに白人ヒーローは欠陥だらけで家族ののけ者でアル中などなど、メンタルの脆い『ダメおやじ』でなければそっぽを向かれる時代。そんな時代に、上司には化石扱い、秘書にはセクハラ野郎と罵られ、もとKGBにまで笑われながらあえて「オレはキャラ変えないぜ」とツッパリ人生を邁進するブロズナンの姿に、われわれは驚喜したものであった。あんなにウケたんだからウーマンリブやアフロアメリカンに譲歩しすぎて窒息しかけてた欧米の白んぼたちもそう思ったに違いねえよ。

 そんな新生ボンドの冒頭で「おっ!?今回はひと味違う」といよいよ確信させたのが「M」のジュディ・デンチだったわけですよ。主人公以外の配役で、いったんハマリ出したらこの人以外考えられない、と思わせたのはこのおばあちゃんが初めてだろう。いつもの空気みたいなMと違って、自分の意見をズバッという男勝りのMという明確なキャラ設定がなされ、それゆえに007ファンも思い切った配役をすんなり受け入れられた。それほど印象的だったので7作もMを演じることになったのだ。


 そんなわけで、ピアーズ・ブロズナンで成功したキャラクター描写の厚み路線をさらに拡大して、よりリアルでシリアスなボンドを目指そうとしたのがダニエル・クレイグ版なのであった。
 だけどボンドの内面に迫るなんてな、寅さんを主人公に私小説書くようなもんですよ。ボンドは「記号」なんだから、案配を違えればギャグになっちゃうじゃん。
 二作ほど迷いながら作ってみたものの、いかんせんジェイソン・ボーンの二番煎じのような代物が出来てしまった!ヤバイ!
 なのでエオン・プロダクションもいよいよ崖っぷちに立たされ、必死こいてアイデア振り絞ってみた……だがハリウッドはやはり頭の良い人にこと欠かなかったようで。起死回生の案として搾り出したのは壮大な「原典回帰」なのであった。「スカイフォール」の意味が分かると、タイトルも象徴的だと分かります。ボンドの人間味を掘り下げるより、これまで長年積み重ねてきたディティールを再集結させて大ボンド祭りを仕立て上げたのだね。
 それとともにもうひとつの懸案、80歳近いジュディ・デンチをどうにか交代させようという大博打を打ったのである。もう半分007の顔になっているキャラなので、その交代でまるまる一本作っちゃえ!ということだ。ついでだから不在だったQとマネーペニーも復活させてしまえ。
 これで面白い映画が完成しないはずはない。
 まあマネーペニーは流れが【ダークナイトライズ】のロビンと同じなのが和みどころですが。それに新生QはBBCシャーロックの路線みたいですね。前任のひとは滑ってましたが今回は悪くありません。秘書室のコートハンガーまで復活してます。ボンドもジョーク連発で前二作より角が取れ、「ステアせずシェイクで」のセリフも直接言わず「完璧だ!」と称賛するだけという余裕っぷりだ。

 敵役のハビエル・バルデムの存在感もやはりオスカー俳優だけあって抜群。もうちょっとピーキーでヤバイサイコでもよかったと思うけど、それだと【ノーカントリー】になっちゃうからね……。初登場時のゆっくり歩きながらの長セリフだけでもさすが名優。ゴールドフィンガー、【ムーンレイカー】のドラックス、【ワールドイズノットイナフ】のロバート・カーライルとともにお気に入り悪役である。それからもうひとりキモの役にレイフ・ヴォルデモード・ファインズを配したりと、とにかくゴーカ。レイフ・ファインズって14年前にぜんぜん有名じゃないほうの【アベンジャーズ】っていう007物のマンガ原作映画でショーン・コネリーと共演してるんだよね。ぜんぜん関係ないけど

 舞台も上海から軍艦島まで目を引くロケーション変化がゴージャスで、そうかと思えば大ロンドンでハリウッドの好きな地下鉄アクションを本歌取りしたり、余裕である。
 それにしても最近ロンドンタクシーと二階建てバスばかり見てるような……【シャーロック】でしょ、【カーズ2】に【けいおん!】……。

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テーマ : 007シリーズ    ジャンル : 映画


Comments

IT弁護士 行木です
これはすばらしい!

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今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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