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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【ゴティックメード】観てきた

 思えば『エマ』がヒットしてた頃。
 永遠のカリスマ永野 護センセが突如ニュータイプにメイドが主人公のマンガを発表したのであった。
 「永野センセ、あいかわらず妙にミーハーというか自意識過剰……」などと和んだものである。あれは永野センセ流の「メイド」の提示だったのであろう。「俺のほうがメイドのなんたるかを上手く表現できるんだぜ!」と言いたかったのだ。
 かの【プライベートライアン】がヒットしたと思えば、どんな主人公だって弾一発当たれば終わりなんだよ!とかなんとか諸行無常の人生論を開陳してみたり……大御所らしからぬフットワークの軽さだが、思えばこのお方はおそらく、伝統的な勉学に唾を吐き、アニメ、ゲーム、マンガ等などによって人生哲学を補強する第1世代なのではないか。
 ぶっちゃけると厨二病である。
 厨二病とは、かつてハインライン先生が書いたように「ピアノの練習はしたくないが上手に弾けるようになりたい誰かさん」のことナリよ。コミケに卓を並べてる連中の90%、と言っても良いだろう。つまり、そのうち自分の中に何かが降りてきてすごいメディアの寵児になる、という大前提をもとに、なにもしないで待ってる人のこと
 なにもしない、というのは語弊があるのだが。いちおう本人は勉強しているつもり。だがその勉強とはマンガを読んでアニメを見ることなのでござる。なるべく楽なほう、と言うのがその規範である。ときどき絵も描くが、たいてい自分の脳内イメージと実際の画力がかけ離れているのですぐに飽きる。デッサンの勉強してないんだから当たり前なんだけど、本人はその明白な矛盾をどうしても認めないのである。これだけあられもなく書くのだからわたしにも心当たりがあるのだが、まったくお恥ずかしいかぎりで……。
 

 【ゴティックメード】もそのメイドマンガと同時期に発表されたと思う。ウン年前だよ。だからここ三年は「ホントにつくってんのか……?」とわたしも思っていた。今年初めにようやくテザーが流れ始め、ようやくねぇ……である。さらに公開が春から半年遅れて、封切ったのは【エヴァンゲリオン】公開の二週間前(笑)

 一時は永野護センセの自己陶酔的な世間を舐めきった生きざまに反感を抱き、冷笑したりしたものの、どーいうわけかやっぱりどこかで応援したがってる自分がいる。どうかセンセには一生オタクのカリスマとして乗り切って欲しい。厨二病を患ったままなけなしのセンスだけで昭和~平成~エヴァ~京アニと変遷して行くキビシイ世の中を渡るセンセの姿に、どうしていつまで冷笑していられりょか。ていうかボークスのインフェルト・ナパームをうっかり予約してしまった自分を自己正当化したいだけじゃないのかおれ……って、ま、いっかどうでも。

 そんで新宿。上映終了……。

 うっわー。

 いろいろとヤバイものを観た気がする。

 物語は可もなく不可もなく。
 FSSファンは狂喜乱舞なのだそうだが、一見さんでもさほど難解ではなく。
 王子とヒロインがなんら葛藤もなく35分くらいでお互いを理解してしまうあたり、ドラマとかなんとか以前の問題なのだが。
 とはいえ明らかにセンセ外の何者にも作れない作品であった、という点で貴重である。アーティストの自己主張を堪能するのも映画の醍醐味。既得権益でがんじがらめのテレビアニメやハリウッド映画では、こ~いうのは作れないナリよ。CGを廃し、(なぜか)金さんやパクさんなど外注アニメーターも廃し、昭和の声優ばかり配し、オールジャパンの少数先鋭(?)でこさえた箱庭アニメであった。

 だが観たかったのは永野センセのメカがアニメで動くとどんなふうになるの?の一点に尽きる。それは良く分かったのでオッケーでした。アニメ版FSSの雪辱は果たせたのではないだろうか。
 せめてベテランメカ作監がひとりいれば……とか、背景が「惑星ゾラ」時代のサンライズみたいに先祖返りしてる、と思わないでもないが、じゅうぶん許容範囲。エマじゃなくて『乙嫁語り』になってしまった……というのもご愛敬。評価は★★★。

 だけどいまの人にはひたすらしょぼいだけのアニメに見えるのでしょうな。なんせエヴァQは前二作より作画がひどい、とか言ってる人がいるくらいだから。でもまあ確かにちょ~っと辛いかもしれへんね……でも絵を我慢して観てみるのも一興かと。とくに日常系やラノベ系は飽きた、というお方。
ユリイカ2012年12月臨時増刊号 総特集=永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃ユリイカ2012年12月臨時増刊号 総特集=永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃
(2012/11/13)
永野護、武井宏之 他

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テーマ : アニメ動画    ジャンル : アニメ・コミック


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今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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