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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【TRON レガシー】観てきた ※ネタバレ御免

 復帰第二弾もやはり、映画秘宝でまったく事前に取り上げられることのなかった映画である。嫌な予感がしていた。
 それにしても【レスラー】のあと【アイアンマン2】に出たミッキー・ロークといい、アカデミー主演男優賞獲得したばかりのジェフ・ブリッジスといい間が悪いというか……。

 日テレちゃんも新橋に派手なイルミネーション飾っているわりに、関連作品として【TRON】を放送するわけでもなく。
 それどころかCSのディズニーチャンネルでさえ【TRON】をスルーしてるじゃないか。UMDでしか手に入らない日本語版【TRON】をせっかく音源があるのにこういう期に放送せんでどうするか!?困るじゃないか!!お詫びとして【ブラックホール】Blu-rayで発売してよね!?

 と、言いたい放題してみましたがと。

 ひょっとして【TRON】てくそつまんね~映画じゃんとバレてしまうのを恐れたのかな?
 いやいや【TRON レガシー】のほうがもっとつまんないし美術センスがオリジナル以下じゃんとバレてしまうのを恐れたのかも!?

 だがひとつ感ずるところがあったのもまた事実。

 80年代後半~90年代末まで、ある種の映画は、現代の最新テクノロジーや今までみんなが知らなかった情報をお話にうまく絡めることによって、洗練された作品をこさえることに成功していた。例えばジェームズ・キャメロンの諸作や【ダイハード】とか、【レッドオクトーバーを追え!】。それまでの紋切り型のキャラクター造形を捨て、専門家の指導を受けた俳優たちが銃の持ち方からなにから改め、科学者役ならよりそれっぽく正しい専門用語をしゃべり、といった具合。日本なら【劇場版パトレイバー】や【平成ガメラ】など。専門組織に取材したりして、それこそ一昔前には、脚本家がテキトーに思いついたデタラメなディティールでお茶を濁していた部分をしっかり書き込むことによって、マニアックさと娯楽性を兼ね備えることに成功していた。

 それまでは客でも嘘っぽさを見抜けてしまうほどお粗末なディティールの映画がたくさんあったのだ。【大空港】とか、東宝特撮映画を観れば一目瞭然。【TRON】も後者だろう。我が国ではまだNECのPC-6001Mk-Ⅱが現役で、雑誌「ポプコム」に掲載されてたデータを入力してラムちゃんのイラストを描かせたりして喜んでた時代に、コンピューターネットワークを扱ったり、あまつさえ各種プログラムをキャラクターとして描くなど、何年も先を行く映画だったのだけど、行き過ぎてストーリーに組み込めきれなかったというか。
 そういった点を反省したのが80年代末。

 そしてゼロ年代を迎え、どうなったかというと……アメリカ人さえテクノロジーの発展の行く末がよく分かんなくなっているらしい。【TRON レガシー】を観るとそれが伝わってくる。30年経つと、ああこう進化してるのか、という具体的な描写が一切なかったのである。アメリカ人も大好きなネットやビデオゲームのお話なのに、「わーアメリカってここまで行っちゃってるんだ」と感心する余地が全然無いのである。

 お話は、もはやハリウッドでも垢にまみれた、パパと息子の葛藤にすり換えられてしまい、そこにわけが分かんないネット知性(どこから湧いたか知れない漂流民族)みたいなのが絡んでくる。なんだソレ!?攻殻!?

 というわけで☆☆☆☆★でした。それにしてもシド・ミードとメビウスがいないだけでこうもビジュアルセンスが劣化するものかね! 


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Author: ながと
今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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