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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【第9地区】観てきた

 通称ディストラクト星人……本名【エビ】。大好物は猫缶とゴム。どちらかというとシャコとゴキブリのあいのこのようなキュートな異星人ですが、こさえる重火器やエビローダーは格好いいぞ!
 映画【第9地区】は、そんなエビの父ちゃんがんばれ物語であった。
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 人類側の主役であるヴィカスはステレオタイプの小役人。冒頭から「あまり頭はよくない」と評され、その言葉の通り人種隔離地区でエビを小突きまわる姿は終始はしゃぎ気味で、酷薄かつ想像力欠如な、公務員(実際には政府に委託された私企業社員だけど)かくあるべしというお姿。
 こんな主人公に感情移入などできないが、その後の境遇を考えると、それでちょうど良い案配、安心して主人公の不幸を楽しめるようになっている。だいたい不幸な境遇になってからも、したことと言えば泥棒と食い逃げと住居不法侵入&暴行だし。

 しかし終始大声で己の境遇(不注意から降りかかった自業自得なのだが)を嘆き、宇宙人の子供に甘言を弄し呼吸するようにウソを吐き自分の都合でコロコロ態度を変える主人公を見ていると、なんとなくジャック・バウアーの意地悪なパロディのようにも思えてきちゃうのだな。
 人類側の他の登場人物といえば、主人公以上に酷薄かつ、手前勝手な利益優先のあまり、異星人との第三種接近遭遇にもさしてロマンを感じない強面の傭兵とか自称クールな官僚ばかり……だから、上映時間の大半はスワットみたいなのが小銃を構えて弱者を虐待するシーンで埋め尽くされている。
 おかげで映画全体を通したギスギス感が余計に【24】のパロディぽいというか、某唯一の超大国が世界各地で施行している「警察行動」のパロディと化しているというか。米軍自画自賛映画【ハートロッカー】や南アワールドカップ盛り上げ映画【インビクタス】と綺麗な対称を成しているよ~な(笑)
 人によっては、特に、むやみに心優しいお話を追求する傾向が強い日本人観客には、「こんなもんどうやって楽しめばいいんじゃ!!」と受け取る人もいるかもしれない。
 「ディストラクト星人」の名付け元である『映画秘宝』によると同列作品に【シティ・オブ・ゴッド】を上げているらしいですが、なるほど登場人物がろくでなしばかりなんだけど、妙に痛快お気楽ハイテンションなところが似ているような。

 場面変化がビル街とドヤ街のみと乏しいのは低予算ゆえか。そんなわけで☆★★★★でした。

 【未知との遭遇】から33年。基本設定が同じ【エイリアン・ネイション】から20年。よそ者(エイリアン)に対する人類の受け止め方はかくも変化したのか……それと【エイリアン・ネイション】も【第9地区】も低予算Bムービーなんだけど、ずいぶん豪華な絵が作れるようになったんだな~、という対比も面白いですね。
 

 ※追記 今宵の【ギャラクティカ シーズン2】は『ペガサス』!ついに女艦長登場です。名エピソード開始編なので要チェキ☆


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今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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