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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【宇宙戦争】今昔

 文庫版『ガラスの仮面』20巻巻末の蜷川幸雄によるあとがきの一部。

 『-現在のように、大きな物語を恥じて、小さな物語にしかリアリティを持てなくなっているときには、『ガラスの仮面』の大きな、根源的、伝説的、神話的とも思える構造を持つ物語を渾身の力で描きつくそうとする美内すずえさんの才能は、いっそう輝かしいものになるんです。』


 たまげたな! おいらがなんでここ十年あまりのハリウッド映画(の一部)に嫌悪感を抱き、物語的に素晴らしく味わい深いというわけでもない【ロード・オブ・ザ・リング】に惹かれたのか、たった一行で要約しているではないか!…さすが頭の良い人は違う。

 何をそんなに嫌っていたかというと、【ダイ・ハード】以来アメリカ白人主人公のステレオタイプとなった〈ダメ親父ピンチで活躍〉系ですが。
 それが9.11以降不気味なくらい極端に内向きになって行くにつれ、もう観ていて気分が悪いのなんの。


 具体的な例は【24】のジャック・バウアー。 家族の平穏のためなら第三者にいくら危害加えても平気!たまたま近くにいた罪のない人に迷惑かけても目的のためだからいいの!

 これが支持されるとはアメリカって怖い国…

 しかしこの「自分と家族だけ平和ならオッケー」という小さく小さく内に籠もって行く方向性は、更に極端化して、ついにストーリーのメインプロットになってしまう。

 すなわち、異星人の侵略も家族の調和を邪魔するだけの存在という、サブとメイン・プロットの逆転現象が起こったのである。


 1953年版【宇宙戦争】は異星人相手に科学者・軍人・民間人が力を結集する大きな話だったんですが、新版はアメリカの片隅で等身大の親子のココロのすれ違いを延々と見せられるだけ

 物語序盤でドロボーしたワゴンで混雑したハイウェイを行くシーンは必見である。
 ロングショットからすーっとワゴンの側までカメラが寄り、ワンカットのまま車のまわりをグルグル回りつつトム親子のおよそくだらない口論を延々写し続け、また離れてゆく。最新VFX技術炸裂の迷シーンである!

 神父の扱いも象徴的で、旧版ではウォーマシンに歩み寄り平和を呼びかけ、皮肉にも最初の犠牲者となる役柄。
 新作ではティム・ロビンスを起用しながら物語上さして必要もないただのキチガイっすよ(涙)。


 同じ路線ではM・ナイト・シャマランの【サイン】とか。
 【デイ・アフター・トゥモロー】では父と子の絆が氷河期到来で人類滅亡より優先でしたねえ。その危機描写も超寒波と息子が走って競争とか、もはやギャグでした。
  


Comments

俺も見たよ「宇宙戦争」ディアスです

小説は未読。いや、序盤のタルさにウンザリして放棄したんだった。
せっかくのTV放送だから見たけど[???]な内容。家族のウザいやりとりはながとさんの説明参照として、シメが微生物。軍の奮闘全否定。泣ける。
これ劇場に足運んで金出した客は腹立ったことでしょうご愁傷様。

役者だからどんな役でもやるがいいけどトムクルーズは父親役合わんね。
ただ逃げ回るだけの役だけになおさら。これこそニコラスケイジ向き。

こういうモヤモヤっつーかムカムカしたあとはスティーブンセガールの無敵っぷり見てスカッとしたいな
 あのオチは原作通りで「一所懸命やったけど結局人間は無力だったけど、たまたま助かった」的ラストなんだけど、途中が家族会議ばかりでは、そのオチは唐突なだけで。

 トム・クルーズの港湾労働者役なんてホントバカみたいだし~。ハリウッドセレブのブルーカラー賛美なんて胡散臭さ全開ですよ。おカネ払って「等身大の人間」だか知らないけど頭悪そうなアメリカ家庭見せられたらストレス溜まるだけ。

 ところがそんな「等身大の皆さん」がずっと右往左往したまま飛行機が墜落して死んじゃう【ユナイテッド93】ていう映画まであるんだゼ!
あれは何が楽しくて作ったのか…
なにがきっかけで作ったのか、ディアスです

ヒッチコックの「逃亡(だったかな?)」乗用車が黒いトレーラーに追っかけられるやつ。
あれ面白いね、いや面白いとゆー表現は正しくない。とにかく見入ってしまう。手に汗握ってこっちの心臓までバクバクする。
全然制作費掛かってなさそうなチープさ、登場人物?は主にひとりと2台だけだし。
でも名作なんて呼ぶには失礼なほどの名作じゃない?

なんでそう思うのか俺にうまく説明して

※「メンドいからパス」禁止
 それスピルバーグのテレビ映画「激突」だべさ。しっかり名作扱いされてますよ。27歳で【ジョーズ】作ったさらに前の作品です。

 スピセンセ昔はホラー帝王だったからねぇ…
 安く見せ場を作るセンスは偉くなってからも、【ジュラシックパーク】の恐竜が登場する合間の場つなぎ(通電したバリケードをを乗り越えるシーンとか)とか、【宇宙戦争】でも地下室で音と光だけでトライポッドをやり過ごしたシーンとかで発揮されてますね。

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今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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