無料ゲーム:艦隊これくしょん

モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
2
3
4
5
6
7
8
9
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
08


007ベスト そのⅡ

 

 第二位 第11作【ムーンレイカー】
007 ムーンレイカー アルティメット・エディション [DVD]007 ムーンレイカー アルティメット・エディション [DVD]
(2006/11/22)
ロジャー・ムーアルイス・ギルバート

商品詳細を見る

 まじめな映画映画評論家に一番叩かれるボンド映画。しかし当時小学五年生にとってはこれぞ☆ボンドである。
 私は近所の映画館で二本立てを見ました。併映は、なんと【ルパン三世 カリオストロの城】。今後二度と実現しそうに無い至福の映画タイムであったことよ。
 ガイ・ハミルトン&ジョン・グレン監督&ロジャー・ムーア版007を一言で表すと、「テキトー」「乱造」。それなのにボンド映画最多の七本が作られている。なぜか?お話的にもゴールデン・ラズベリー賞すれすれなエピソードが多いのに。
 結論は、ロジャー・ムーアボンドの人気が高かったから、としか思えないのである。
 1979年ごろ日本国内でジェームズ・ボンドがどれほど人気だったかは、今となっては想像を絶するんですが、スーパーカーブームたけなわに海に突っ込んだロータス・エスプリが潜水艇に変形してからというもの、全国の小学生で知らない子は一人もいなかったはず。夜七時半に「木曜スペシャル」で007特番が放送されたりしたんですよ。信じられませんね。
 ロジャー・ムーア人気は全世界的現象だったようで、おかげで【死ぬのは奴らだ】から【美しき獲物たち】までこの有様だよ!!
 ショーン・コネリーより3 歳年上で背も低く、同国人のマイケル・ケインやピーター・オトゥール、オビ・ワンのように一世一代の演技なんてしたこともない志の低いおかたで、人気絶頂のさなかに本人のパロディ役で【キャノンボール】に出演しちゃう軽い人なんですが、なぜか支持されたんですねー。世の中皮肉ですねー。


 前作【私が愛したスパイ】のメガヒットで、【ムーンレイカー】はものすごい大予算が計上されたという。南米ムーンレイカー基地の途轍もなく無駄に豪華なセットとか、特撮カットの多さとか、異常にハイセンスな宇宙ステーションの外観と中身その他のプロダクションデザインなど、わかりやすいお金のかけかたです。240億円もかけた【マイアミ・バイス】は見習ってほしいね。
 スタッフもノリノリだったであろう。
 ロケもやりたい放題である。
 ヒューストンからヘリで飛ぶとフランスのお城なんて当たり前である。リオ・デ・ジャネイロに降り立つロジャー・ムーアは実際にコンコルドで飛来し、タラップでぶっつけ本番に撮影している。
 敵役ドラッグスとボンドガール、グッドヘッド博士もキャラクターが立っている。特にドラッグスは(剣道でボンドを暗殺しようとする変な東洋人に続いてジョーズを起用するおマヌにもかかわらず)背景が貴族の館ばかりなためか、堂々としたふてぶてしい悪役として、物語上必要十分な存在感。
 全体的にライトで荒唐無稽なのに、狩りの場面で犬に襲われる女性とか、妙に重厚な演出もところどころ。
 そんなこんなが化学変化して、中だるみしない不思議な映画が出来上がったとしか思えないねぇ。


 戦闘同人流名画の条件-その3-「時間感覚の消失」というのがあるのだが。
 上映中の実時間経過の麻痺というか、面白い映画なら気にならないのは当たり前だけど、どっぷり映画にはまっていたおかげで体内時間が麻痺しているのである。
 そういう映画は後日エピソードのタイムチャートを改めてみると驚いたりする。たとえば上映開始からルパン一行がカリオストロ城を脱出するまで、たったの一時間だったとか・・・とにかく実感した時間経過とずれているのである。
 そしていずれの映画も、最後には「あーあもう終わっちゃうのかー」とひどく切ない気分にさいなまれたのである。それほど没入したのは【さらば宇宙戦艦ヤマト】【スターウォーズ2】【ルパン三世 カリオストロの城】【ムーンレイカー】【ダイハード】だけであった。
 【ライトスタッフ】とか【レイダース】とか、編集に優れた映画はたくさんあるけど、詰め込めるだけ詰め込んだらそうなるとも限らない。逆に【さらば宇宙戦艦ヤマト】【ムーンレイカー】なんて、シーン移りぎわのメリハリの無さが凄まじかったりするし。ベルトコンベアー式に「ハイ次、ハイ次のシーン」という具合で、演出もへったくれも無い。
 【さらば】でデスラー総統が登場するのは上映時間150分の三分の二頃だと思うでしょう?違います。あの映画にデスラーが再登場する伏線は1mmも無いですが、登場したとき「それは変だ」って思いましたか?思わないですよね!
 つまり観客のシンクロ率の問題でしょうか。
 が、具体的に何が優れていたのかは不明。必要なシーンをあるべきところに配置したら出来ちゃった映画としか言えません。【ムーンレイカー】もそういう映画であった。過不足なし。完全無欠である。ま、ごく私的にですが。


Comments

Leave a Comment


Body

プロフィール

 ながと

Author: ながと
今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

月別アーカイブ
FC2カウンター
 
ブログ内検索
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム