ブログ開始以来初めてのロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ新刊「昔日」発売…というかやっと買えた。越谷じゃ海外ノベルの新刊もなかなか入荷しませんよ(泣)
![]() | 昔日 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (2008/12/10) ロバート・B・パーカー 商品詳細を見る |
35作目…だいたい年一作のこのシリーズ、読み始めたとき18作目の「晩秋」が新刊だったから…わぁお!
作者パーカーおじいちゃんもますます元気のようで。
スペンサーもシリーズ開始時(1973年)37歳くらい(朝鮮戦争出征経験あり!)で、第10作くらいまでは、懐からこっそり老眼鏡を取り出す場面などあったり、その後もカフェイン抜きのコーヒーに挑戦していたりしていたけど、「悪党」で養子をとる話になった時、ちょっと年齢に触れたのを最後に、完全に年を取るのをやめたらしい。
いや、シリーズ26作目「沈黙」で、スペンサーとたいして歳が違わないはずの相棒、ホークが珍しくも披露した身の上話によれば、当時彼(登場人物のひとりネヴィンスとの歳の差が3歳ということから、)は43歳と?…、おーい、それじゃモントリオールオリンピック会場でテロリストと殴り合った時は二十歳そこそこかよ?
主要登場人物はむしろシリーズを重ねるごとに若返っていると思われ。
まあ早川の双璧「競馬」シリーズの代表作「大穴」(発表は60年代)のシッド・ハレーが、作中の時間は5年しか経過していないのに、登場三作目「敵手」ではオンラインパソコンと携帯電話を使っていたから、読者は年齢的なツッコミに耐性ができているのかも知れない。
とにかく、安定したシリーズになったということか。素晴らしい!これ大いなるマンネリというやつかな!寅さんみたいな境地まで到達するのはなかなかできることじゃありませんよ。
訳者菊池 光さんが亡くなられてからシリーズを離れた読者も多いと思われるが、バトンタッチした加賀山卓朗氏訳はすんなり読めて安心だ。
大学内のヒッピーくずれのテロ仲介者と対決、ということで第一作「ゴッドウルフの行方」にちょっと通ずるものがあるような…と読み終わってみると、おやおや、テログループも壊滅したかどうかはっきりしないし、次回作に元CIAの殺し屋ルーガー再登場となると、シリーズ初の続き物になる可能性もありますね。スペンサー版【24】になるんでしょか?
楽しみです。
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