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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【永遠の0】

 しばらくサボっていたがたんにネタが無いからでした。
 映画も何本か観たんだけど【REDリターンズ】とかね……もうなに書けばいいのやらという内容で。ハリウッドもシルバー世代の介護時代に突入かとか、マンガキャラだけに留まらずジジババにまでアメリカの安全保障を負わせんのかとかなんとか。

 【風立ちぬ】以来目先を変えようかと悩んでいたので、ちょうど良かったので【永遠の0】観てきますた。
 【変態仮面】と題名忘れたけどヒッチコックの映画が同時期に公開され奇しくも東西変態H・K対決となったのが半年前。今度は【永遠の0グラビティー】かよ!なんなんだよ!?どっち観れば良いんだ!?と、6秒悩んだけど、邦画に決めた。【ゼログラビティー】は一月一日映画の日に3Dで観よう(笑)

 ということで。
 
 邦画は嫌いなのになぜ選んだかというと、特撮が良かったから。
 映画自体は胡散臭いと思ってました。
 予告編の赤ちゃん背負って主人公の袖を引くヒロイン……そして「さあ泣け!」と言わんばかりの桑田の主題歌。もうこれだけで勘弁なのね。【永遠の0】なんか嫌いだと公言する宮崎駿の【風立ちぬ】観に行ったら予告が流れてしまうバットタイミングも失笑モノだったのね。

 だがフタを開けてみれば、160分のランタイムを気にさせない流れるような編集、陳腐なセリフもあまり無く、最近珍しい盛り上がるところで盛り上がるサントラなどなど……期待してなかったのが申し訳ない程良くできてたんですよ。メロドラマもWWⅡパートは都合20分も無く、ほとんど基地(空母)と飛行機のシーンばかり。なによりも過去編と現代劇の移行がたいへんスムーズでストレスにならない。
 現代編が全体的にイイハナシダナー系なので多少アレなのだが、陳腐さは最小限に抑えられ素直にジンとくるところはジンとくる。……まあ最近『蒼い鋼のアルペジオ』でちょっとウルウルしたくらいなのでいよいよ涙腺がダメになっただけかもしれないけど。
 
 とかく戦記物映画、特に邦画となると【男たちの大和】にいたるまでなんとも胡散臭い代物ばかりなのよ。サヨク監督のこさえたのも円谷の戦記物もいろいろな意味でダメだった。特に登場人物が現代日本人になっちゃってるヤツとか最悪。
 【永遠の0】ではCGの特撮が、まあ一部不満はあれど文句を言うのは野暮だろうという程度にレベルが高く、パールハーバーやミッドウェーの前半は天国でした。つーかあの赤城に文句言うなというくらい。

 そして当時の兵隊さんの気持ちを代弁する脚本部分。その部分こそが邦画の(まあ一部洋画も)いやだな~というところだったんですけれど、なんとか陳腐化せず、当時の兵隊さん個々の気持ちだけを照らし、余計な平和メッセージを込めず「こういう考えしたひとだっていたはず」とある程度説得力のある話になっていた。特攻したパイロットだって人格はあるんだ!わたしは素直にそう受け止めることにしましたけど、ジオン軍の二等兵物語に慣れた現代のみなさんはどうなんでっしゃろ。
 ま、とにかくこの一本で長い戦記邦画アレルギーが払拭できたし、なぜか『ヤマト2199』で溜まってた不満も解消できたです。なぜだか分からんけど。スッキリしたので★★★★ね。


 南方基地や空母の甲板など美術面に関しては(マニア以外)文句のつけようもなく、どこか書き割りのような背景の昔の戦争映画と比べるとたいへん良くできていた……というかようやく我が国もこのレベルに、としばし涙。
 ただそうしたちゃんとした、軍事専門家のリサーチをもとにした美術面同様、脚本面も昔に比べてやや巧妙に、器用になっただけと考えることはできる。危機回避能力が長けたと言うべきか、本質から観客の眼を逸らさないお話作りになってるかどうか……。いっしょに観たみなさんみんな鼻を啜ってたからわたしもこのごろは野暮なこと考えないことにしていますけど、ほら、日本が右傾化してるってうるせえ国もあるから。 

テーマ : 映画★★★★★レビュー    ジャンル : 映画


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Author: ながと
今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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