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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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【キャプテン・ハーロック】

 東映はなぜ【キャプテンハーロック】を30億円近くかけて映画化しようと思ったのか……。
 過去にさんざんお世話になった松本零士に対する目配せ?
 いま「海賊」が流行ってるから?ついでに宇宙戦艦ヤマトの時流に乗っかれるから……?
 いったいどこら辺に勝算を見出したのか、謎である……。

 もう何年もまえから嘆かれていることなのであるが、ハリウッドのいまどきの重役の態度って「わたしはビジネスをやっているんだ、映画なんぞ興味はないんだがね」という感じなのだという。ホントかどうか知らないがいろいろな小説にそんなのが登場する。
 そんなクールぶった態度は日本人も気に入りそうだ。とかく「一生懸命」な姿を嘲笑する国民性である。マンガ的に普段はちゃらんぽらんだけど本気出すと凄い、みたいなキャラが格好いいと思われている。花形であるテレビ業界に縁故採用のクズが蔓延しているのと同様、映画業界も無能な人材の宝庫になっているというのは想像に難くない。
 あくまで想像だけどね。
 あくまで想像だけど、ここ20年間に製作された邦画の質を見れば、能無しが大勢いるのだと証明しているようなもんだし。
 前置きが長くなったけど、【ガッチャマン】【キャプテンハーロック】の企画が通っちゃうのを目の当たりにするたび「なぜ……?」と成立過程に気が向いてしまうのは致し方ないところ。
 日本はプログラムピクチャーの国だし、映画業界もサラリーマン気質だから、ハリウッドのように才能が見出される機会は少ない。欧米の若手のように企画をひっさげて金策に走るなんてこともなく、枠組みの中で大人しく与えられた仕事をこなすだけ。ヒットもなにも予定調和の範囲内でお上品に。奥山和由や角川春樹みたいな暴れん坊は嫌われるだけ。テレビドラマやアニメ以下と笑われても関係なし。
 そんなグダグダな業界だから企画会議もテキトーなのだろう。映画会社の社員はだれも、出来上がる映画の質なんぞに興味はなく、ただなんとなくお金が回っていればそれでいいのだ。
 だから【キャプテンハーロック】に30億も捻出させたのはある意味「よくやった」なのかもしれない。だがその使い途がジェイムズ・キャメロンに歯が浮くようなリップサービスをさせたりとか、センスの無さが泣けてくるけど。大予算のわりには全体的に宣伝が薄く、お約束のアルカディア号のハリボテも登場せず、ホントにやる気無いんだな~と映画自体とは別のところで幻滅します。

 作品そのものは予告編から予期していたものに比べると遙かに出来が良く、突っ込みどころ満載なれど「スペオペだからまあいいか」と許容範囲内。遠未来の話なのに事故で歩けなくなった人がいたりとか、細かいことは気にすべきではなかろう。そもそもフクイ軍曹にスペースオペラの脚本を書かせるほうがどうかしてるのだ。
 Tー800ターミネーターとスターシップ・トゥルーパーズのバグスとちんこを足して5で割ったようなアルカディア号(某プラモ屋店長談)もすぐ慣れました(なんで煙がもくもく出てるんだ?というほうに気を取られてたから……)。
 ヤッタランは活躍しすぎだがフクイ先生なので当然親父が大活躍する……でも最初の一時間くらいは廊下で遊んでるだけで、「ワシはいま忙しいねん」「そうか……なら仕方ない」というハーロックとのやりとりが欲しかった。でもそれやると作品全体の雰囲気を変えざるえないからしょうがないよね。世知辛いなあ。

 CGの美術関係の仕事はすばらしく、ファイナルファンタジーみたいなキャラがかえって浮いているくらい。でもあれだけがんばっても、原作のキービジュアルであるメトロポリスに打ち込まれたペナント、デスシャドウ島、紙のように燃えるマゾーン、中枢大コンピューターのデザインセンスに勝るとは言えず、ここまでできるならなんで原作の話をやらないんだろうとちょっと惜しくもあり。
 衆愚化の極みに達した地球とか、いまのご時世にぴったりだし、それに反旗を翻すアウトローとかフクイ先生好きそうなのにね……。

 というわけで★★★くらいのでき。意外にも一度観て損はない。有紀 螢ちゃんのシャワーシーンがあと5秒長ければDVD買ってもいい。

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画    ジャンル : 映画

【スタートレック イントゥーダークネス】

 日本を代表する(?)【宇宙戦艦ヤマト】のリメイクがあんな感じだったけど、みなさんいかがでしたか?

 時を同じくして【スタートレック】の現代リメイク版の公開となりましたが、奇しくもこちらの話も(放射能)がキーワードとなる旧劇場版最高の名エピソードのリメイク。
 ただしリメイクと言ってもちょっと上辺をかすっただけ。
 このへん、【宇宙大作戦】とオリジナル劇場シリーズがいちばん好き、というわたしなどはちと物足りないのだが。
 ベースとなる【スタートレックⅡ カーンの逆襲】は大予算で気合いの入りすぎで滑った前作【スタートレックTMP】のあと、たった10億円でこさえ超ヒットを飛ばした映画。それだけでなく、のちに10本も作られる映画版スタートレックとスピンオフテレビシリーズの礎となった映画でもある。
 【宇宙大作戦】エピソードの続編というかたちが当時のマニアを喜ばせ、低予算なりにがんばってるILMの特撮やUSSリライアントの格好良さ、「ジェネシス」のCG、ジェイムズ・ホーナーのいかすサントラ、【スタートレックTMP】や【宇宙大作戦】では観られなかったウィリアム・シャトナーたちのシリアス演技などなど……見所満載の映画なのでした。

 そんな名作にあやかりたいという気持ちも分からんでも無いが、マニアに目配せしつつ不特定多数の観客動員にも耐える映画として成功していた【スタートレック2009】に比べると、今回はやや原典に対するリスペクトがお粗末と言わざるをえない。だいたい「5年間の調査航行」で出遭うはずのカーンが登場してしまうこと事態おかしい。その結末をスポックがもうひとりの老スポックに聞き出しても意味ないじゃん。

 謎の魚雷もマーカス博士が登場したもんだからてっきりジェネシスだと思ったのに、中身は優生人類でした!と言うがっかりオチ。
 それでも立場が逆転してカークが死んでしまったところではわたしのテンションもかなり上がっていた。「いいぞ!ひょっとしてこの映画すごい名作かも」とニヤニヤしていたのだが。
 
 けっきょくなにかものすごいくだらない伏線でカークが生き返っちゃって台無しに……。

 カークが死んじゃったまま次回作【カーク船長を捜せ!】に続いたらどんなに凄いと思ったことか。ちゃんとジェネシスを登場させとけば滅亡したバルカン星復活の伏線にだって使えたものを。

 鳴り物入りだったベネディクト・カンバーバッチのハリウッド悪役デビューも、途中でロボコップ(ピーター・ウェラー)に持ってかれちゃってなんとも中途半端(泣)

 ちょいと不満が残るお気楽な結末だったので評価は★★★というところだ。ライト感覚のハッピーエンドが昨今のお約束だから致し方ないとしても、ちょっと惜しいなあ……。


 話は変わるけど、最新テレビシリーズ『エンタープライズ』に登場したNXー01に『改型』というのがあるらしくて……。
Round 2 Models Polar Lights Enterprise NX-01 refit

 あのブサメカに第2船体がくっついただけなのに、なんだかすごくカッコエエではないか……。2011年のカレンダーに描かれていただけというメカなのだが、やっぱりアメリカ人も格好いいと思ったのか、ポーラーライツ社からプラモデルが発売されるという。
 どないしょ。欲しいわ。

テーマ : 映画★★★★★レビュー    ジャンル : 映画


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今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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