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モケーとエーガ 戦闘同人ブログ

模型と映画ネタ中心にアレしたりいろいろとゴニョゴニョ

 
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小説家になろう!報告

 「小説家になろう!」に趣味で書きためた作品を投稿し始めて二:ヶ月近く、アクセス総数が2000を越え、ようやく最初の一歩を踏み出したような感じ。

 ひとりシャドーボクシングしているより、やはりいっぽうに読み手が控えているほうが楽しいっす。緊張感もあるし。

 「小説家になろう!」とはかなり大きな小説投稿サイトで、多くの作品が書籍化を果たしている。オンラインのそうした活動では「ソードアートオンライン」が有名でしょうが、なんとアニメ化まで10年近くかかっている。 「小説家になろう!」でも書籍化が実現した人気作は一日何千ヒットというレベル。総アクセス数数百、数千万というのがゴロゴロ。スゴイよね~。だけどそうなるまでには一年とかのスパンでコツコツやっていくしかない(あと実力と時勢とセンスと運も必要)。

 そんな激戦区なのでアクセスを稼ぐ裏技、作品傾向の研究などもさまざま。わたしもどんなのが人気作なのか勉強のため読みふけったですよ。その結果――

 人気の上位作のほぼすべてが、異世界ファンタジーものなのでした。
 しかも
 ストーリーはまず例外なく、齢30近いデブオタヒキニートが死んで異世界に転生、ファンタジー世界で無双の活躍したり女の子に囲まれハーレムを築くという展開。
 本当にほぼ例外なく、なのである。嘘だと思ったらランクベストテンの作品を読んでみるといい。
 これはちょっとじわじわきた。なにかこう、わが国の次世代の深刻な病理を垣間見たような、おまえらそんなにいまの生活が嫌かとちょっと哀しくなる。

 文体は横書きに適したいわゆるラノベ形式。文章のセンテンスは短く、セリフ一個の前後に改行スペースが空く。小説を読むのが趣味だというある程度お歳の諸兄にとっては耐え難い文章であろうが、このリズムはブログを書いたりパソコンでテキストサイトを読んでいるとある程度理解できる。
 つまり横書きだと、びっしり埋まっ文章が四行を超えると、なんとなく読むのが億劫に感じるのだ。
 
 これはちょっと悩んだね。だからといって真似はできかねるし、どうしようと頭を傾げること2分30秒……けっきょく普通っぽく書くことに決めましたが。
 我ながらああツッパリ人生だと思う。
  

 とは言え我々からすると「まとも」な作品も探せばあるもので、そんな作品が無料で読めるのだからなんとすばらしいことよ。そうした作品をマイスペースに登録して、気が向いたらポイントを加算したり感想を送ったり。そうしてユーザーのあいだでささやかながら交流も生まれる。それがまた楽しい。真摯な感想など頂いたりすると嬉しいやら恐縮するやらで、なんでもっとはやく始めなかったんだろうと思ったり。
 とくに「レビュー」というのを頂き自分の作品が紹介されるとアクセスがどーんと増え、嬉しいのである。先日その「レビュー」を初めて頂戴した。ラノベに日和ることなく初心を貫徹したその努力が報われたような気がする。その結果ひと月半で1500ポイントだったアクセス数が五日で500ポイント増え、「おおやっぱりすげえ」とドキドキしてみたり。

 これも最初のほうで閲覧していただいた皆様の協力があってこそ……。
 こんな時ばかり放置状態のフェイスブックで報告もさせていただいたが、「いいね!」ボタンを頂いた皆様にも感謝しております。

 
銀河戦記の実弾兵器<アンティーク> 1 高校生の俺が目覚めたら宇宙船にいた件 (オーバーラップ文庫)銀河戦記の実弾兵器<アンティーク> 1 高校生の俺が目覚めたら宇宙船にいた件 (オーバーラップ文庫)
(2014/08/22)
Gibson

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『天翔る少女』

 ハインライン先生の番組がとても良かったので『天翔る少女』を読み直すことにしますた。
天翔る少女 (創元SF文庫)天翔る少女 (創元SF文庫)
(1971/05)
R・A・ハインライン

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 『天翔る少女』またの名を『ボディの宇宙旅行』 原題は『火星のポドケイン』
 わたしがハインライン先生の二大駄作として『自由未来』とともに推薦している作品である。最初に読んだのは二十年前。古本屋で定価120円というボロボロの奴をワゴンの中に見つけ、30円で買ったと思う。読んだのはそのとき一度だけ。

 あのひどい結末、そしてラストで一人称が入れ替わってしまうという技術的な難点によりハインライン先生のジュブナイルの中でいちばんひでえ出来と評価してしまったわけだが、にもかかわらず二度も装填を変えいまも重版中である。しかも表紙詐欺ではないかといういかすイラストの最新版は翻訳も一新されてます。
天翔る少女【新訳版】 (創元SF文庫)天翔る少女【新訳版】 (創元SF文庫)
(2011/04/28)
R・A・ハインライン

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旧訳と比べてみると、ですます調など思ったほど変化していないようだが、でもキュートな女の子調文章になっていると思う。

 書かれたのは1958年。
 つまり毎年クリスマスシーズンに出版されていたというジュブナイルシリーズ最期の作品である……厳密にいうと最後は1959年の『宇宙の戦士』なのだが、さいわい編集者によってジュブナイル扱いを却下されてしまった。この年代がミソ。
 このシリーズは若者向けというより、若い読者に社会の汚さ大人の悪賢さを教え、人生は時にみじめで不条理に満ちあふれ筋が通らないことも多いと思うけどそれはきみが未熟なだけなんだよ、だから真面目にがんばろうよ!という、あまり元気にならないメッセージを叩き込む。デュボア中佐マジパネェす。
 この傾向の作品としては『ルナゲートの彼方』がとくに苦い。主人公そっちのけで政府のくたびれた役人ばかりが活躍する『ラモックス・ザ・スタービースト』(ジャケ買いに注意せよ)など、「これホントにジュブナイルか?」というのもある。
 結局、作品を通して若者を啓蒙するなんてもう無理、時間のムダ、最近のガキどもは手の施しようないし。と思っちゃったのかどうか……。あきらかにキレた『宇宙の戦士』直前に書かれただけあって躊躇や迷いがあったのかも知れぬ。それで珍しく主人公を女の子にしちゃったり、バッドエンドにしちゃったのか。
 
 そういうわたしの私的「天翔る少女駄作説」に対するひとつの答が、新訳版あとがきで語られていた。これは嬉しい発見で、わざわざ新訳版を買って読み直した甲斐があった。じつは別の結末があったとかなんとか。だからといって日本で読める結末は変わらないんだけどね。でもわたしもハインライン先生のメッセージはとくと叩き込まれてますので、じゅうぶん楽しめます。

テーマ : SF小説    ジャンル : 小説・文学

真冬の読書

 二年前の冬ディック・フランシスとロバート・P・パーカーが立て続けにお亡くなりになり、わたしの読書生活も少々寂しくなったのであった。正直言ってロバート・A・ハインライン先生が1988年に没した以来のショックであった。

 関係ないけどWikipediaにハインライン先生の自宅の緯度経度が記されていたのでグーグルアースで見てみたら、たしかに夫妻で共同設計したという円形の建物がありました。
ハインライン実家

 とはいえまだ未訳作品が残されている。D・フランシスはいちどの引退宣言後に書かれた復帰作がいまいちだったのでハードカバーには手を出さなくなってたため、二作ほどサボっていた(訳者の菊池 光さんもお亡くなりになった頃なのでよけい迷いが生じていた)。だいたい原作者の名前の後に「~&共著者の名前」と続く小説も過去の経験からしてイマイチだったのだ。トム・クランシーとか。アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー共著の「宇宙のランデブー」続編なんてひどいもんだった。あの名作の続きがヤッピー向けのソープオペラじみた、いまで言うところの全米人気ドラマのようなくだらない群像劇になってしまうとは。ジェントリー・リーは「人間」を描いてクラークの小説に足りない要素を補ったつもりだろうが、正直言って下品なアメ公が余計なサル知恵で名作を汚すな!!と厳重抗議である。

 でも手頃な文庫で発売されたからには眼を通さなきゃ、ということで「拮抗」。競馬シリーズ第……42作?ゲッまじかよ。それじゃ競馬シリーズと探偵スペンサーシリーズだけで80冊読んでるんだな……(遠い目)

拮抗〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (競馬シリーズ)拮抗〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (競馬シリーズ)
(2012/01/05)
ディック・フランシス、フェリックス・フランシス 他

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 復帰作の「再起」はシッド・ハレーを再登場させたにもかかわらずちょっと空振りで、初の親子共作となった「祝宴」はひどい出来だったけど、今回はまずまずの出来であった。あとがきで言及された微妙な作風の変化はやはり息子であるフェリックスのの持ち味か。でも許容範囲。むしろ現代小説としてはこっちのほうが良い?

 そんなふうにダラダラ読んでいるうちにパーカーの文庫も新作発売。
プロフェッショナル〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (スペンサー・シリーズ)プロフェッショナル〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (スペンサー・シリーズ)
(2012/02/05)
ロバート・B・パーカー

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 つい最近ハードカバーで読んだばかりと思っていたけど3年前か……。前作「灰色の嵐」の文庫化から半年も経っていない気がするんだけど月日の経過って……。


 すっかり遅くなったけど、ある意味貴重な本も入手。
ゼロテスター

 大昔の大好きアニメ『ゼロテスター』のイラスト&設定資料集という激レアグッズ。半分はほとんど幻のアニメ『テクノボイジャー』を収録。なかなか手に入れるのも難し~のだが幸いうちのリンク先である『チーム・ストライク』プロデュースの本である。設定資料ではCV麻上洋子さんのヒロイン、リサの年齢が14歳(!)とかショッキングな事実も判明する。買ったほうが良い。

『機動戦士ガンダム UC』小説続き

 たぶん日本初のガンダムが主人公なガンダム作品……読み始めるとすぐ気付くかと思う。一年戦争から入った世代は、この点にやや違和感を覚えるかも。短絡的に「ガンダムがエヴァっぽく描かれててイヤーン」という人もいるかも知れない。だが原作者フクイ軍曹はガンダムスキーというよりイデオンのほうに感銘を受けたのだというから、なんとなく納得。

 物語導入部は主人公の元へ女の子が空から降ってくる……ラピュタを彷彿とさせるオープニングが、殺伐とした戦争群像劇の始まりを予期している読者を裏切り、ちょっとしたファンタジーを添加してくれる。悪くないッス。古くより良き冒険活劇の導入部とは、女が厄介事を持ち込んでくるものと相場は決まっておる。【カリオストロの城】も『イデオン』も『ヤマト』も『999』もそうでっしゃろ?
 何よりもそれによって物語の方向性も示唆されるわけで。
 そしてその通り、謎を孕んだ巨大ロボ(笑)とともに宝探しが始まるという……明らかに、これまでのガンダムと違って物語の目的がはっきりしている。おかげでスポンサーのために、物語を回す必要最低限の便宜として付け足されたロボットが、ついに主役の座を勝ち取ったのであった。
 ガンダムはあくまで主人公がたまたま扱ってる道具じゃなきゃいやだ!というモデラー系ガノタのみなさんも大勢いることだろうから、この点は不満かもしれない。
 だが一個の作品として描くならこのほうが描きやすい、とフクイ軍曹が思ったのかどうか。そうでなきゃ『MSイグルー』みたいな、中心核のない宇宙二等兵ブルースふう群像劇をダラダラ続けるしかないもんね……。そのへん作家的野心を感じます。

 まず最初に感心したのがモビルスーツの操縦&戦闘描写。これって活字だけで描くのってめんどくさいと思うんだ。SF作家でも省略簡素化しがちなところを正面切って描いてる。しかもけっこうページを費やしてるのに読者が「これは変だぞ?」と思ってしまう破綻もない。読んでると自然にゼータガンダムあたりの絵が浮かんでくるのがすご~いね。
 しかもチョコチョコ科学考証的小ネタを差し挟んで、未来ロボット戦記にSF的な厚みを持たせることにまで成功している。科学考証はガンダムにとっては諸刃の剣なのである……厳密にやり過ぎれば「モビルスーツなんて成立しません」という結論になってしまうからだ。その点『UC』は絶妙なバランスで、「リアルっぽい」感じを出す薬味としてだけ機能しています。そりゃたしかにガンダムって後出しジャンケンな辻褄合わせ考証の塊なんだけど、その莫大なデータベースを取捨選択するだけでも、途方もない労力であったはず。
 これだけで、いままでのガンダム小説とはレベルが違うって思いますね。


 そんな感じで、劇場に【エピソード4】観に行ったら面白すぎて原作めくるページが止まらなくなっちゃいました。ガンダムにはまったのなんて『0083』以来です。いい歳こいて(笑)
 ぶっちゃけもう最終刊まで読了しちゃったんだけど、読書感想文は思い付いたらまたなんか書きます。それにしてもあと二話で終わるのか……心配だ。
ユニコーンの日(上)  機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)
(2010/01/23)
福井 晴敏

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テーマ : 読書感想    ジャンル : 小説・文学

危険な過去への旅 その一

 小松左京のベストとして関係各方面と石くん(←誰だ!?)が推す『果てしなき流れの果に(果てに、のまちがいではない)』を読了……ひさびさにこれぞSFという内容。思えばずいぶん遠回りしたもんだ。
果しなき流れの果に (ハルキ文庫)果しなき流れの果に (ハルキ文庫)
(1997/12)
小松 左京

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 1966年の作品だが、驚くほど古さを感じない。一部のレトロフューチャーな描写も瑞々しく(未来はエアカーがチューブの中を飛び回ると信じられていた頃だ)、そうしたガジェットに混じって軌道エレベーターなど、いまだ最新という装置も登場する。我が国、とくにアニメでは21世紀になっても鉄の塔が宇宙までまっちゅぐ伸びている誤った描写がなされ切なさ炸裂だが、クラーク御大の『楽園の泉』に先立つこと13年も前にこんなものを描写していたとは……すごいよね~!(関係ないけどアニメの軌道エレベーターで正しい描写をしていたのは【トップをねらえ!】第6話、ただ一本だけだとおもう・笑)

 内容についてはいまさら書くことも無かろうが、着想も、いまだ最新宇宙論で語られる平行宇宙についての物語で、それもパラレルワールドを行ったり来たりという平凡なレベルに留まらず、上に上にと拡大してゆく意識の広がりと神性との対話いう、1980年代あたりまではいろんな作家がアタックしていた(でもって『火の鳥』以外はほとんど失敗していた)大きな話が展開する。
 小松左京自身があとがきで語っているように、なにかに取り付かれたような勢いのある物語であった。こういうのは『女王陛下のユリシーズ号』とか『デビルマン』とか、ごく一部の作品でしか味わえないんだよね。もっと早く読んでいりゃよかった!必読!!


 スカパー!でアミノテツロー監督唯一の傑作、『銀河鉄道の夜』(え?アイアンリーガーとブレイク・ブレイドは?とか言わないで)がまた放送したので見てみる。いちおう劇場にも観に行った作品で、その後何度か放送するたびに見直している。
 そういえば中房の時か、ガッコの図書室で原作に手を出し、読みづらい文体に苦労しながらなんとか読み通してみたものの、きちんと理解が行き届いていないな~と釈然としない思いだけ残ったことを思い出した。……なんで読んだかというと、たしか松本零士の『ヤマビコ13号』っていうエロ短編集に『銀河鉄道の夜』を扱ったマンガが収録されてて、アニメの前からなんとなく知ってただけなんだ。『銀河鉄道999』から直に行ってないところがミソだ。ガキのくせになんでエロマンガ買ってるんだ?というのはまた別の話ナリよ。

 だが今はグーグル先生の時代。検索すると一発で青空文庫に行き着いた。
 お金払わず横書きでは情緒がないが、ちょっと読んでみたら……なんと、文庫で60ページしかない中編だったのね……あっという間に読めちゃった。『注文の多い料理店』が国語の教科書にまるまる掲載できるわけだ(←関係ない)。タダ読みしてしまったお礼はいずれ『宇宙の戦士』が電子書籍化されたら、タブレットを買うよってことで……。
 
 でも縦書きじゃないとダメだぞ。
銀河鉄道の夜 [DVD]銀河鉄道の夜 [DVD]
(2002/03/22)
田中真弓、坂本千夏 他

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プロフィール

 ながと

Author: ながと
今年こそ無慈悲に……いやそれだと狼少年みたいだからやめよう。

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